クリスマスプレゼント

※注意※ゆ～のすさんが柄にもなくいい話をします。


クリスマスなので、ちょっとしんみりしたお話を。
クリスマスプレゼントのお話です。僕が小学生の頃の。




あれは確か…小学三年生の時のクリスマスでした。
少年ゆ～のすもまだ、イブの夜には枕元にくつ下を置いて早く寝る健気な少年でした。
…が、もちろん我が家に来るサンタの正体は見破っていました（他所は知らないよ！ｗ
僕が呪文のように唱えていた欲しいおもちゃを、親がくつ下に叩き込んでくれる…
僕と、そして二つ下の弟にとってのクリスマスとはそういうイベントでした。
この時のリクエストは確か…戦隊ヒーローモノの超合金ロボだとかそんな感じだったはず。
まぁその、当時の小学三年生の男の子ならたぶん誰もが欲しがるような物です。


翌朝。
枕元にあったのは、超合金ロボでも、プラモデルでもラジコンでもありませんでした。
上の画像に写っている物……けんだまでした。
僕の欲しい物ではありませんでした。もちろん弟も。
僕は一瞬頭が真っ白になり、続いて理不尽な怒りがこみ上げてきました。
いい子にしてたのに！（注：今思うとまったくいい子にしていませんでしたｗ）
目頭が熱くなり、視界が歪みます。
僕はこの日、この年最高の宝物を手にするはずだったのです。


でも、僕は少し勘付いていました。
「もしかしたら、超合金ロボは無理かも」と。
当時、うちは両親共働きでした。
決して裕福ではなく…というか、貧乏でした。
小学三年生の長男が察するぐらいの家計状態でした。…たぶん。
僕はアホだったから、うちが貧乏なのを知ってても「超合金！」と叫んでいたのです。
本当に親思いの子供なら、最初から超合金はリクエストしません。
もちろん少年ゆ～のすは、そんな「よくできた子供」ではありませんでした。
しかしながら、申し訳なさそうにけんだまをくつ下に忍ばせる母親の姿を想像できる
ぐらいには現実的で、親の立場を察することができるおませさんでもありました。
僕は、悔しくて悲しいけど、ただ佇むことしかできませんでした。


しかし小学一年生の弟は違いました。
けんだまを手にするなり号泣です。小学一年生じゃ無理もありません。
男の子にとってのおもちゃは、命をかけたロマンなのです。
弟はけんだまを投げ捨て、叫びました。
「こんなものいらない！！」




僕はその時の、悲しそうな母の顔を今でも忘れません。
泣きじゃくる弟を見て、僕は強く母に同情していました。




その日は複雑な心境で一日中けんだまで遊びました。
次の日も、また次の日も、年が明けてからも…
けんだまの腕は、少しずつ上達していきました。
まったく興味ないホビーだったけど、練習して上手になっていくのは面白かったです。


…これで僕がけんだまマスターにでもなったというオチならカッコイイのですが、
翌年にはもうほとんどけんだまで遊ぶこともなくなり、ミニ四駆に夢中になってましたｗ
でも、この時の経験と気持ちは自分の人生にとっては大きな「宝物」です。
たぶん自分の人生で初めて「努力して上達する喜び」を実感することができたから。
このけんだまとの出会いで、僕は養うことができた気がするから…
そう、漫画を描くのに絶対必要な「根気」というアビリティを。


だから今も、机の引き出しにこのけんだまがしまってあります。
けんだまの腕の方はもうさっぱりだけど、ね（苦笑

以下お返事です（照


＞少佐さん
はい、いよいよ来週です！
絶対来てくれますか！じゃあ、絶対待ってます！ｗ


＞りくさん
睡眠時間少なっ！∑(￣□￣；)
もこさんもそんな感じですよね。お二人タフやなぁ。
本番前に体調崩さないよう気をつけてくださいね！ｗ


＞飛鳥さん
ありがとうございます！
冬コミ、めいっぱい楽しんできますよー♪(*´ω｀*)
飛鳥さんもお仕事大変そうだけどがんばって！


＞M11さん
05からアンプ移植ですかー。配線変えなきゃですねー（苦笑
TB-03は何気にメカ積み結構苦労しましたｗ
くるみも成長期ですからね。ぐんぐん成長するのです(´∀｀)


＞bananyaさん
ありがとうございます！お待ちしてます！